札幌記念はマイラーに注目!過去のデータと傾向解説!
札幌記念は過去マイラー(1600mを得意とする馬)の好走が目立ちます。
過去の札幌記念でのマイラーの成績を振り返りつつ、過去のデータ・傾向を解説していきます。
札幌記念予想のお役に立てば幸いです^^
札幌記念はマイラー=スピード馬が好走している
札幌記念は過去の傾向から見て、マイル戦で活躍した馬が勝ちやすいレースです。
例えば2014年は桜花賞馬ハープスターがG1馬ゴールドシップを抑えて優勝しました。2018年はマイル以下の重賞2勝馬サングレーザーがダービー馬マカヒキを押さえて優勝。
2020年はマイル路線で実績のあるノームコアが、中距離GI2勝馬ラッキーライラックを振り切って優勝。
2019年はソダシがオークス馬ラヴズオンリーユーを退けて優勝しました。
2021年は中距離馬のジャックドールが勝ちましたが、それ以外の年はスピードのあるマイラーが強い結果になっています。
※もちろん2000mを走り切る体力もあるマイラーが…の枕詞がつきます。
札幌記念で重要なデータ
前走クラス別に見ると、G1組(国内外問わず)が有利です。
(当然と言えば当然ですが)
2008年以降の3着以内馬45頭のうち、28頭がG1組です。高額賞金で定量戦という特徴を持つスーパーG2なので、前走で出走したレースのレベルが重要になります。
G1組以外では、2008年以降4勝を含む7連対の函館記念組が注目。
ただし、函館記念の1~2着馬は不調で当レースが函館開催だった2013年を除くと連対馬はいません。
つまり、函館記念組であれば好走後の反動(&能力さ)を警戒する必要があります。
札幌芝2000mは、最初のコーナーまでの距離が385mと長めで、ペースが落ち着きやすく、最後の直線で差し合いになることも多いです。
札幌記念と人気
過去20年の1番人気の成績は【4.8.3.5】と、連対率および複勝率はそこそこ高いですが、単勝回収率は6割に届きません。
配当的な面白さがあるのは、単勝回収率と複勝回収率が100%を超えている5番人気あたりです。
逆に10番人気以下の大穴ゾーンは期待外れ(というよりムリクリ)。
よって「人気サイド×中穴」の組み合わせを狙っていくのが、最も効果的な戦術と言えます。
札幌記念と脚質
脚質については「前優勢」です。
(競馬はそもそも先行有利ですが)
脚質別成績を見ると、逃げ・先行勢がいい成績を残しています。複勝回収率も「逃げ>先行>差し>追い込み」の順になっています。
人気の有無に関係なく、前の方で競馬をする馬を重視すべきです。
とはいえ「コーナーがゆるいコースなので」差し馬の上位進出もありますが、追い込み馬は未勝利ですから、直線で一気に差すタイプは信頼は置けませんね。
札幌記念の枠順
枠順別成績を調べると、1~4枠の有利さが目立ちます。特に単勝および複勝回収率が高く、人気薄の好走も考慮されています。
前述した脚質的に不利なはずの差し、追い込み勢の上位馬も、ほとんどが1~4枠から出ています。
中より内の枠を引いた馬は、それだけで大きなプラス評価になります。
また外枠からの好走馬は人気馬が多いです。
札幌記念と血統
父もしくは母の父にサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬が強いです。
特に、ネオユニヴァースやステイゴールドなど、「持続力」に優れたタイプの馬の活躍が際立っています。
他には、父にキングマンボ系種牡馬を持つ馬の好走も多く見られます。
特に、1~3枠を引いた馬であれば、期待度はさらに高まります。2017年には6番人気→12番人気→1番人気という驚異的な結果を出したこともあります。
2015年にはヒットザターゲット(8番人気)が2着に入ったことも。
その後も好走馬が出ていますから、「内枠に入った父キングマンボ系」は、超人気薄でも見逃せません。
※血統はあくまで適性をしる要素の一つです。ディープインパクト産駒なのにキレる脚がなく持続力が武器だったアルアインのような馬もいます。
まとめ
札幌記念はマイラーの好走=スピードがありつつ2000m走り切る馬が優勢
これの根本を支えるのが上記血統=持続力が見込める馬です。
また、先行馬の好走が多いとはいえ札幌競馬場はコーナー半径が緩いのでコーナーで加速しやすいため差し馬にも利があります。
(とはいえ直線自体は短いのですが)
これら細かな情報を上手く組み立てて札幌記念の予想に役立て頂けたら幸いです。
さいごに
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