京都大賞典の枠有利・不利についてデータ解説!
京都大賞典の枠の有利・不利について、またそれ以外の予想につかえるデータを解説していきます。
京都大賞典予想のスパイスとして活用いただければ幸いです!
※2023年の京都大賞典は「京都競馬場」の芝2400mを使用します。2022年と2021年は開催日程の変更で阪神競馬場で行われましたので、この分析では京都で開催された2013年から2020年までの8回分のデータを参考にしました。
京都大賞典の枠の有利・不利影響は?
京都大賞典は、2013年から2020年までの8回で2枠と1枠が2勝ずつと内枠が有利な傾向にあります。2013年と2019年には11番人気が勝って波乱を巻き起こしました。
距離が長いこともあり、内枠から出ることで距離ロスを防げることが勝因の一つでしょう。しかし、京都競馬場は外回り4コーナーのカーブが緩くなったため、インで脚を溜めて前が詰まった隙に内から抜け出すという昔ながらの作戦は難しくなっています。
内枠に固執するのは危険です。馬場状態や展開に合わせて柔軟に対応することが大切です。
point!:京都大賞典:内枠有利傾向も展開次第!
京都大賞典の脚質傾向
長い直線で力強く伸びる馬が有利なレースです。2013年以降の当レースでは、4角先頭馬が複勝圏内に入ったのは2019年2着のダンビュライトだけです。
1~2着馬20頭中17頭が上がり3Fタイム5位以内というデータからも、最後の直線でどれだけスピードを上げられるかが重要であることが分かります。先行馬や中団から差せる馬を優先的に選びたいですね。
脚質では先行馬が4勝と最も多く、連対数もトップです。しかし、3着以内に入った回数では差し馬が先行馬を上回っています。先行馬にはやや有利な条件ですが、差し馬も十分にチャンスがあります。
京都大賞典の人気傾向
このレースは、2013年以降の1~2番人気の馬が【4.4.5.7】回しか勝てておらず、堅実なレースとは言い難い状況です。複勝圏内には入ることが多いものの、単勝で買うことは難しいようです。
9番人気以下の馬が3回も優勝していることからも、近年はメンバーのレベルが低下して波乱が起きやすくなっていることが伺えます。別表の平均配当も高く、穴馬を狙った方が得するかもしれません。
人気では「1・2・3番人気」がそれぞれ2回ずつ勝っていますが、どの人気帯も勝率が高いわけではありません。
ただし、「1番人気」は複勝率70%、「2番人気」は60%と安定して好走しています。一方、人気薄では「6~9番人気」が2着に5回入っており、「6番人気」は特に2着が4回と目立っています。
人気薄で狙うなら「6番人気」がデータ的にはおすすめ……という人もいるでしょうが人気なんてあくまで結果ですから「それ位の人気の馬にもチャンスがある」が正解でしょう。
「10番人気以下」では「11番人気」が2回も優勝しており、低評価馬が上位に食い込むことも珍しくありません。
波乱の可能性も高く、3連単で361万、181万という超高額配当が10年間で2回も出ていることからも、伏兵に注意する必要があります。買い目は多くなりますが、広く買って挑むのも一つの手です。
京都大賞典の血統傾向
京都の外回りコースで行われる中距離戦であるため、スピードよりも持久力が重要な馬が有利です。
菊花賞や天皇賞(春)で活躍したステイヤーが強さを発揮するのがこのレースの特徴の一つです。種牡馬ではディープインパクトやキングカメハメハが複数の勝ち馬を出しており優位ですが、オウケンブルースリ(2009年1着、2010年2着、2011年3着、2012年2着)やラブリーデイ(2015年1着、2016年3着)、キセキ(2020年2着、2021年3着)などのリピーターはトニービンの血を持つことで共通しています。
また、少ない出走数ながらも、2017年2着トーセンバジル(6番人気)、2019年1着ドレッドノータス(11番人気)とハービンジャー産駒が好走していることも注目すべき点です。
京都大賞典「自体」の傾向分析
初週のレースですが、逃げ馬に有利なわけではありません。
ペースは遅めになることが多くペースメーカーがいれば先行勢も残りやすいですが、出走馬が多いと後方から追い込む馬のチャンスも増えます。
京都競馬場はスタミナとコース適性が問われる場所で最終コーナーから直線にかけては幅広くなりコーナー中盤からは下り坂になるので差し切りだけでなく、大外からの巻き返しもあり得ます。
仕掛けるタイミングを見極めることと、波乱を予想することも大切です。
※無料メルマガやっています!
・穴馬の見つけ方
・人気馬の嫌い方
・魔法の(!)馬券の買い方
など解説してるのでご興味あったら詳細みてみてくださいね!
それでは最後までお読み頂きありがとうございました!